「寒い」と「暑い」の中間

こんにちは!
たんぽぽ訪問看護国領のスタッフ、きなこです。

私の好きな映画のひとつに、『冷静と情熱のあいだ』という映画あります。

冷静と情熱の間はきっと平静なのではないかと個人的に思っています…。
もちろん、あの映画の表現していることはもっと深いことなのだと思いますが…🎬

今日は、私が数年前に訪問看護でケアさせていただいた、マユコさん(仮名)の話しをさせていただきます。
このタイトルと、この序論と、無関係のようですが、とても関係があるんです。

『さむあつ』。

マユコさんが、度々口にするワードでした。
マユコさんは大変お上品な方でした。お元気な頃は、綺麗な衣装でコーラスなども楽しまれていたようで何度かお写真を見せていただきました。
お年を召していましたが背が高く、スラリとかっこいいお姿でした。

毎週約1時間のケアで訪問させていただきましたが、いつも楽しくてあっという間に時間が過ぎていた記憶があります。

訪問時、マユコさんに体調を伺うと、だいたいは口頭で答えてくださいます。
ただ、お部屋の温度や過ごしやすさを尋ねる時は、たびたびおもしろい反応もありました💡

過ごしやすいかどうか聞くとちょっとおどけて可愛らしい表情で、「さむあつ」とポツリと返答される日がありました…

「さむあつ?」
「マユコさん、それは暑いんですか?寒いんですか?」
と聞いてみても、車椅子に座ったまま目を閉じて黙っています…

「マユコさん、それは普通っていうことですか?」
と聞くと、コクリと頷きました。

寒いと暑いの中間、過ごしやすく丁度良いということでした。
普通です…とか、丁度いいです…と答えずに、ちょっと変わった返答をされるところがなんとも可愛らしい方でした。

ケア時には、音楽をかけて簡単な楽器を奏でてもらうということも時々していましたが、マユコさんは周りを楽しませようとおもしろく演奏されていることもありました🎹

訪問するたび、楽しませてもらった思い出でいっぱいです。

マユコさんは、ご家族からとても大切にされていた方です。
息子さんと娘さんが、定期的にご様子を見に来られていました。
おふたりとも、お住まいはやや遠かったのですが、大切なお母様のため時間を割いて来られていました。

ご家族の仲も良く、きっとマユコさんは素敵なお母様だったのだろう…と、想像に難くありませんでした。


在宅医療に携わっていると、ご家族が行う介護やお世話について、私自身勉強させていただくことが多くあります。
『自分も親の世話をする立場になった時、こんなふうにお世話をしてあげたいな…』とか、『こういう方法は、介護する方も負担が軽減できるかも…』と、色々なケースで学ばせていただいています。


マユコさんのご家族からも、本当に勉強させていただきました。

何歳になっても、
お母さんはお母さん。
何歳になっても、
子供は子供。

温かな家族の形を見せていただいた、心に残っているご家族です。

寒いと暑いのあいだ…。

今日は、気候の変動しやすい秋になるとふと思い出すマユコさんの話しでした🍂



※ご家族の許可をいただきブログに書かせていただきました。マユコさんのご家族に心から感謝いたします。

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